さよなら地球「移住を強いられる45億年後」を考える(必要ないんだけど)

母なる大地の地球が誕生して45億年、いつもありがとうございます!

そんな地球は2024年現在の人類には全く関係のないハナシだが、いずれはこの地球を出て行かざるを得ない時がくる。

理由
  • 太陽の終焉:約50億年後
  • 宇宙の終焉:約1,400億年後
  • これらの要因によって、地球から、今の宇宙から出ていく時期がやってくる。

    太陽の終焉

    約50億年後に今の太陽の燃料となる水素を使い果たし、太陽は膨張と共に表面温度が下がり、最終的には地球より少し大きいサイズになって終わりを迎えるというもの。

    当然太陽が消滅すると


  • 植物が育たなくなる
  • 植物を食べる草食動物が生存不可になる
  • 草食動物を食べる肉食獣が生存不可になる
  • それらを食べる人間が生存不可となる

  • 食料生産が不可となるが、その頃にはテクノロジーが発達して人工肉などの開発が進んでるかもしれない、、、が如何せん太陽が消えると地球の温度自体が急速に冷えて200度は下がるとされる。

    よって、地球はもはや住めない星へとなったとき、他の星へ移住開始となるわけであるが。

    移住先の星で待ってるもの

    姑と嫁による壮絶な争い、、、

    姑「いつもいつも朝からダラダラして、ちゃんとしなさい」
    嫁「またそんなこと言うんですか?この星では朝が来るのが地球よりも早いんですから。また幼稚園のお迎えバスが来るまでに8時間あるじゃないですか」
    姑「そうだったわね、じゃあちょっとウォーキングでもしてくるわよ」
    嫁「何言ってるんですか?今日は朝から激しい砂嵐で、徒歩での外出は生命の危険が伴うって昨日のMHKで放送してましたよ?」
    姑「あら~ん、大丈夫よ!iPhone15 PRO MAX持ってくから、いざとなったら電話するわ」
    嫁「ですから!砂嵐と一緒に磁気嵐も来るので、スマホも電波障害で使えませんよ」

    という嫁姑の争い、ではなく身体が順応しないでしょう。

    参考:地球の気圧と成分
    大気の成分 窒素78%・酸素20%・アルゴン0.9%・二酸化炭素0.03・その他1%
    気圧 1気圧

    まず、移住先の星の大気成分が地球と瓜二つという惑星がどの程度存在するのか?定かではないし、仮に近かったとしても、地球と同じく1気圧であるという保障はない。

    また1日の長さが10時間だったり、地球の1年(1月1日~12月31日までの間)がその星では3年かもしれない。

    1日の長さや1年の長さの周期はクリアできたと仮定しても、問題となるのは大気と気圧ではなかろうか?

    移住先の星では常に宇宙服を着用

    その星に移住して450日目、初のサマーシーズンともなり、かつて地球に存在した某航空会社がサマーチケットの売り出しを動画広告で配信している。

    娘「ねぇママ!この星に移住してきたんだから、たまには海に行こうよ」
    母「いいわね、じゃあ航空機のチケットとるわね」

    なんて呑気な会話はできていないかもしれない。

    そもそも大気成分が異なるため、普通に呼吸しただけで身体に異変を及ぼすため「外出時は常に宇宙服の着用」が当局より義務付けられてるため。

    となると、、、海で海水浴どころではなく宇宙服着用で、空気が漏れない密閉された幼稚園バスで幼稚園まで向かう生活が待ち受けてる可能性は非常に高いでしょう。

    気圧の変化による身体の変化

    よく無重力空間にいる宇宙飛行士が、地球帰還時に抱きかかえられるシーンを目にしたことがあるかもしれない。

    で、移住先の星では地球の1気圧よりも重力が低い惑星に行った場合、身体が軽くなり、高く飛び上がれる。

    だが、果たしてこのような環境下に人間の身体が順応するものだろうか?身体を構成する骨の密度が減少する可能性もあろうし、身体の骨格が変化する可能性もあろう。

    異なる大気成分であれば宇宙服を常に着用で済むが、重力が異なるとなると、地球と同じ重力を生み出す装置でもない限り身体の負荷は徐々に訪れる可能性はあるのかもしれない。

    移住先の星を出て行く時

    第二の地球を見つけて安堵できたのもつかの間、その星の近郊にある太陽、のような恒星もいずれは水素を使い果たして消滅する。

    そう、そこでまた別の星へと移住する生活を強いられる訳だが、仮に新たな星を見つけたとしても結局は太陽のような恒星を燃やす水素が消滅すれば移住を繰り返す訳だ。

    で、当然宇宙全体の「水素の量」には限りがあるし、宇宙も膨張して終焉を迎えるのか、はたまた縮小して終焉を迎えるのか?は専門サイトの譲るとして、、、移住の先にあるもの。。。別の宇宙へ行くこと!

    マルチユニバース(多元宇宙論)

    現在観測可能な宇宙とは別にまた異なる宇宙があるという説。

    仮説の範囲内だそうだが、、、仮にあったとしてもどのように行くのか?また、移動にはどのような課題があるのか?

    課題は山積みだろうが、候補としては最終的に異なる宇宙ということになるのだろうか、ね?

    別の星・別の宇宙へ行く前に

    そもそもだが、人類が降り立った星は「月」で、お隣の星の火星にすらまだ到達していない。

    それに時速が数万kmの宇宙船でも木星まで到達するのに650日とされる。

    まぁ、我が太陽系で太陽が消滅するとなると


  • 銀河系内の別の惑星
  • 銀河系外の別の惑星

  • ココへ向かう必要がでてくるが、同じ太陽系内の木星に到達するまでに600日。。。

    銀河系を横切るだけで10万年

    太陽系外の惑星となると、同じ銀河系内で別の星を探すことになるが、そもそも銀河系を端から始まで横切るだけで光の速度で10万年かかる!

    宇宙の単位では「光年」という光の速度を基準とした単位での移動が前提となるが、、、そもそも人間を光の速度まで加速させて移動させるのはムーリー!

    光速で物体を移動させるには無限のエネルギーが必要
    そもそも光速で人間を移動させたらDNAがバラバラになる説

    えぇ、お陀仏になるってことですね!その前に動かすエネルギー源がありま千円ってことで!

    じゃあ宇宙船でチンタラ移動

    地球から木星まで650日とされるから、、、銀河系のお隣のアンドロメダ銀河(光の速度で250万年)の本屋に行くとなると、宇宙船の中にどのくらいの間閉じ込められるのだろうか?


  • 日清のカップヌードルの在庫がとっくの昔に底をつく
  • ファミマの骨なしチキンもとっくの昔に食えなくなる
  • 宇宙船の中で何回ゲップして
  • 何回ウンコして
  • 何人もの死を見届けて

  • こんなんを繰り返して繰り返して、宇宙船の中で派閥争いを繰り返して繰り返してやっとやっとの末に着くのかもしれない。

    が、効率悪いよね。

    まぁその頃には人間の身体としてのボディを持たずに、意識だけの存在になってるのかもしれないし。

    そもそも、人間の身体は他の星用に作られてないから移住用ではないということではなかろうか?

    とはいえ、強制移住の時期はやってくるが、その頃には人類は居ないでしょうね。

    あ~でも人間って地球だけで生まれて地球だけで死んでくって、狭い世界に居るものだなと私は思う!