大雪警報が出てれば会社は休みになるもの?自己判断を前にまずすることとは?
大雪警報が発令されていて会社に出勤できないかもしれない、そのような状況だとしたら自分で判断して何も言わずに休んでしまうのがいいのでしょうか?
とはいえ何も言わずに自己判断で無断での休みはおススメできません。
今回は大雪警報が発令されている状況であれば出勤するのがいいのか?また万が一出勤できない場合はどのようにしたらいいのでしょうか。
大雪の影響で会社を休む
大雪の影響で会社を休むかどうか?とケースですが、大雪の影響で公共交通機関がマヒしてなかなか動かないから自己判断で休むのはどうなのか?
大雪で電車やバスがこないであろうから自分だけの判断で他の社員も来られないだろうと 自己判断はしない ようにしましょう。
- 就業規則の確認をしておく
大雪の時の出社かどうかは会社の就業規則(普段なかなか目を通しませんよね)に詳細に書かれてます。
就業規則に大雪の前に目を通してみてそこで確認をします。
また大雪であろうと会社から何も指示がない、若しくは通達が出てない状況であれば出勤が前提です。
(真面目な日本人と言われそうですがそれはさておき)
大雪で会社が休みになるかどうかは確認を
大雪=公共交通機関が間引き運転=他の社員も休みではありません。
天候という不可効力であっても会社が休みにするかどうか?の判断があって始めてわかることでもあります。
自分が休みだと思っていても実際はほぼ全ての社員が遅れてでも出勤という状況はあります。
そして大雪となれば前日や前々日辺りで天気予報でお知らせがありますし、当然会社側もチェックはしてます。
余程の大雪でほぼ全ての公共交通機関が使えなそうで出社は厳しそうという状況で会社から休む指示がでます。
大雪だから出勤しなくていい、の前に まず会社や上司に確認 をしましょう。
大雪の出勤で困ること
最近ですと大雪警報が前日に発令された場合等は鉄道会社が事前に電車の本数を間引いて運転、なんてありますよね。
となれば単に家を出る時間をいつもより2時間や3時間早くすればいいという話ですが、
・雪の日は電車の速度も安全面で落としますし遅れます
・本数も少なくなりますので混雑度合いが増す
・雪に不慣れだと転倒の危険性
・帰宅時に電車が止まり帰宅できない可能性
というのが出てきます。
行くか行かないかは積雪量により自分で判断する
大雪だから休むというのは雪国の方からしたら「何を?」となるのが普通でしょうが、首都圏や雪が普段降らない地域で予想を遥かに上回る積雪があった場合、 出勤するか否かは自分で判断 をしましょう。
雪に不慣れな地域で予想を遥かに上回る量の積雪があった場合、出勤途中に怪我をするケースもあり得ますのでご自身の身を守るためにもあまりの積雪量によっては自分で休む休まないの判断をすることも必要です。
とはいえそう簡単に休みにくい会社も中にはありますよね。
ブラックな会社等は雪であれ関係なく来いって会社もありますし、普段から有給を取れないなんて話も聞きます。
大雪で公共交通機関が使えないことや実際にご自身の安全を考えて出勤できない状況にも関わららず休ませないブラックな会社は早めに見切りをつけることも必要かもしれません
大雪になりそうであれば事前にある程度の準備をしておく
大雪でも会社へ行くのが普通(会社により多少は事情が異なるでしょうけれど)ですし、事前に天気予報アプリで2から3日前には大雪警報の情報を得ることはできます。
そうなれば大雪だからと無断での休みは通用しないです。
・大雪だから予め有給申請をする
・会社から指示がないならば通常出社なので事前に準備をしておく
大雪だから予め有給申請をする
前日やその前に事前に大雪が降りそうな状況であれば事前に有給申請をするのも手段ですが、これは会社によって休みやすい会社とそうでない会社に分かれますよね。
すんなりと有給を受理してくれる組織ならいいのですが、中には「雪だから事前に申請したのだろう」なんて言われる会社もあります。
首都圏や雪に不慣れな地域でかつ出勤時に転倒の危険性がありそうであれば申請しておくのもいいかと思います。
会社から指示がないならば通常出社なので事前に準備をしておく
通常の会社は大体こちらのケースのが多いでしょうから、事前にできることはしておきます。
1.迂回ルートの確認
2.出勤時間を早める
3.大幅に遅れることも考えらるので上司等連絡の取れる手段を確認しておく
4.業務の調整をしておく
5.替えの靴下を持参する
迂回ルートの確認
大雪となれば鉄道の本数が減りますし、列車の速度も安全面で落とします。
また本数が減りますので混雑も増しますし、場合によっては事故などで遅延も十分考えられますので、代替えのルートがないかどうか?を事前に確認しておきます。
出勤時間を早める
一番これがいい方法ですが、通常時より2時間か2時間30分程度早く家を出れば、最悪途中駅での混雑があろうと何とか会社には定刻か若しくは多少の遅れで到着できるかもしれません。
相手が天候なので完璧はありませんが、いつも通りの時間に出勤していればほぼ遅れる可能性は高いので大雪の日は早めに家を出るようにするといいでしょう。
大幅に遅れることも考えらるので上司等連絡の取れる手段を確認しておく
代替えルートを調べた、早めにでた、それでも予期せぬトラブルで遅れることは考えられます。
となればただ遅れましたではなく連絡の取れる連絡先を事前に確保をしておきます。
会社に電話してもまだ誰も居なかったという場合もあり得ますので、上司の携帯電話の番号を事前に聞いておき、大体どれくらい遅れそうなのか?という連絡はしておきましょう。
- 上司や会社へ連絡する際は簡潔に要点だけを伝える
・現状を伝える(自分の予測等ではなく現状をそのまま伝える)
・場合によっては他の通勤手段を使っても出勤できない旨を伝える
・出勤できなさそうな状況であれば「本日はお休みさせていただいてもよろしいでしょうか」と伺いをたてる
・引継ぎが必要な内容があれば伝える
業務の調整をしておく
大雪で遅れるとなれば当然業務もいつものようにという訳にはいかない場合もあるでしょう。
となれば重要度の高い業務は前日に終わらせておくなどしておいた方がいいです。
替えの靴下を持参する
雪の日専用の靴を持ってる方は雪国でない限りなかなか少ないものではないでしょうか。
通勤時に革靴は雪の上や水たまりを歩いたりするとじわじわと底から水が滲みてくるものです。
となると出勤してから冷たい靴下のまま仕事をしていると足が冷えて業務に集中できない、なんてありますし何より風邪を引きやすくなります。
風邪防止も含めて1足程度は替えの靴下は持参しておきましょう。
さいごに
実際大雪だからと早めに出てみたものの、実際会社に着いてみたら誰もまだ出勤してなかった、なんて私の場合ありました。
この辺は会社にもよるでしょうし、どの業種かにもよりますが、早めに出ておいて損はありません。
ただあまりの積雪や自身に身の危険が及びそうであれば休む判断も必要になるでしょう。
そしてそのような時に休める会社であればいいのですが、実際は同僚や上司から小言を言われる場合もありますよね。
大雪でも絶対出社を譲らないブラックな会社も中にはありますので、ご自身の心と体に相談をして時期を見計らって転職をしてブラックな会社から抜ける判断も必要かもしれません。